こんにちは。
今回も前回の続きです。
①オンラインでも当事者会はできる!https://www.adhd-room.com/post/with_corona
②オンラインツールを戦略的に考える①https://www.adhd-room.com/post/with_corona2
新型コロナウイルスの影響でオンラインツールの浸透が予想よりも早まったことを書きました。
前回の記事では、終わりのほうに世界自閉症啓発デー、発達障害啓発週間にちなんだ講演やイベント等の中止について少し触れました。
全国的に講演や各種イベントは中止になりましたが、発達障害界隈も同様です。
当事者会をはじめ啓発イベント・講演など人が集まるものはほとんど中止になりました。
石川県でも金沢城・石川門を4月2日に世界自閉症啓発デーにあわせてブルーライトアップするというイベントとウォーキングイベント、啓発展示などが中止に追いやられました。
以前にも書きましたが、今年度の世界自閉症啓発デーの実行委員をさせていただいております。
企画していたいろんなイベントが中止になりますから、企画委員のなかでネットでできる啓発についての企画を募集されたことがありました。
1年目の新参者で生意気かもと迷うこともありましたが、コロナで大変な時期だからこそ、啓発というのは逆に大事という考えのもと、オンラインツールzoomを使った講演会を立案しました。
このHPとブログでは告知ができませんでしたが、以下のようなイベントを企画させていただき、4月29日(水・祝)に開催しました。
啓発デーなどにちなんだ講演といえば、医師か支援者がお話しするというのが定番でしたが、「自閉症・発達障害について知ってほしいと切実に願っているのは障害をもった本人」という問題意識から、本人による三者三様のトークによる講演会を考えました。
ここでは私もスピーカーのひとりとしてお話しさせていただきました。
このイベントでは、70名の参加者が集まったということで本人の生声による発達障害の啓発が進んだことも確かでありますが、同時に石川県でも全国でもオンラインツールが使える人、特に使い方がわからないなどの接続トラブルが一切ない状態でできたことから使い方に慣れている人が多いということが知れたことは、大きな収穫のひとつと言えるのではないかと思います。
この経験を踏まえた、これからの発達障害当事者会、発達障害のイベントの未来予想、青写真について書いてみようと思います。
続けて読んでくださいまして、ありがとうございます。
みっと
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