​ごあいさつ

 私が注意欠如・多動障害(以下、ADHD)と診断されたのは社会人2年目、25歳の時でした。

​ 障害と診断されたことにはじめは複雑な想いを持ちましたし、障害を理由に物事から逃げていた時期もありました。

 「逃げてはいけない」と教えてくれた人、障害を受け容れてくれる人とも出会う中で、「自分のことを知る・向き合う」ことによって、僕自身がADHDであることを「これでいいのだ!」と前向きに受け容れることができました。

 自分を知ることでこれまで見えてこなかった「生きづらさ(苦手・できないこと)」がどこにあるのか、克服するための工夫が見えてきました。

 障害の症状が原因で起こるトラブルを周りに人たちの理解とサポート、自分が考えた工夫で解決できたことを踏まえて「ADHDは自分にあった工夫と温かいサポートがあれば乗り越えることは必ずできる」と実感しました。

 この出来事をうけて、同じ障害で困っている人、僕よりもずっと若い世代の人たちによりよい社会を残せればと、YouTubeでの動画配信、講演活動をはじめました。

 ADHDをはじめとした発達障害が、広く社会に知れ渡って理解がなされること、当事者が日々抱える生きづらさを解消する工夫、「発達障害は決してネガティブじゃない」ことを様々な活動をとおして広く社会に訴えて参ります。