前回のブログ記事でご案内しました7月12日(日)開催のオンライントークイベント「発達障害 人とつながる・つながり合う-生きづらさと付き合う-」でお話しようと思っている事をこの記事で書いていこうと思います。
ネタばれにならない程度で笑
▼ オンライントークイベントのご案内はコチラ
今回のトークイベントの主眼は、
・自己理解と工夫
・当事者の安心できる居場所
です。
まず「自己理解」ということ。
あえて「障害理解」という言葉は使いませんでした。それには理由がありまして、「障害理解」というと、発達障害自体の特性を理解することには何ら意味をなさないからです。
何回前のブログ記事で「人と障害は別けられない」とお話をさせていただきました。
人と障害は不可分ということから、発達障害を持つ人の背景・生育環境などは人それぞれ違うnode
、仮に発達障害の特性を理解した事ところで、「自分を知った」ということにならず、あくまでもそれは障害の特性理解にとどまるだけで、よくて生きづらさの「基盤・ベース」が判っただけだからです。
「障害」といったときに
・不得意
・できない
・苦手
・ない
というものしか列挙されませんが、発達障害を持つ人が全部、「不得意・できない・苦手・ない」の4拍子で構成されているのでしょうか?
そうじゃないですよね。
どんな人間でもかならず長所・得意は必ず持っているはずです。
発達障害を持ちながら社会生活を送る中で、自分の普通が通用せず、否定されたり、厳しい言葉をかけられたりすることが重なり、そういう部分しか見えなくなるというマインドセットに陥っている面も少なからずあるんじゃないか、と思います。
マイナス要素だけを見て「受け容れなさい」なんて、とてもまともな精神力でできるものでありません。
そんな苦しむ障害理解や障害受容なんて、やらなくていい。
というのが私の持論です。
自分のことを全部、長所も短所もひっくるめて受け容れるというのが「自己理解」です。
だから「障害理解」とは使わず、「自己理解」という言葉を使いました。
では、どうしたら「自己理解」ができるのか?というのは、トークイベントで深くお話しできたらと思います。
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