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Q.ニックネーム:ふみさんからのご質問

ご質問:

★ 職場や周りにカミングアウトした前と後で職場の人や周りの反応、かわったことありますか?

★ みっとさんが1番心の支えとなった人物は誰ですか?何ですか?

A.

 

★ 職場や周りにカミングアウトした前と後で職場の人や周りの反応、かわったことありますか?について

 ADHDであることを最初にカミングアウトしたのは、親でした。その次に友人、職場と続きます。

 親に関しては「それは努力不足のいいわけ」と取り合ってもらえませんでした。職場に関しては「理解や配慮?そんなもんあるわけねぇだろ!」と言われたものの、3~4年と時間が進むにつれて

 1.口頭だけで指示を出さず必ずメモ紙をそえてくださる

 2.見落としそうなポイントには付箋をつけてくださる

 3.電話のときに片耳だけ耳栓を付けてOK etc..

 といった小さなことですが、指示の出し方や仕事の進め方について、以前に比べて確実にやりやすくなっていてとても助かっています。

 友人からは席を立つときなど「忘れ物ない?」などと確認してくれるので、こちらもとても助かっています。

​ 診断されてカミングアウトするときは「助けて助けて」という助けを求めるだけで、人は誰も助けてはくれませんでした。

 「人に頼ってばかりではだめだ。自分でもできる方法を探そう」と考えるようになってからは、自然と手助けてくれる人があらわれました。

​ 何かにつけて人に依存しようとする姿勢でいると、人からは嫌がられると思ったからです。

 「自分でできることは自分でする」。当たり前のようで当たり前にできないのを、いかにしてできるようにするか。成果がイマイチでも、努力していることは必ずどんなかたちでも周りの人は評価してくれていますので、「人の力ばかりを頼りにしないこと」。これが一番変わったことだと思います。

 

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